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珍しいバドワイザーのテスト缶 [American Beer Can]

ビール缶の歴史は缶の材質・形状はもとより、開缶方法について各社の研究と技術革新競争の歴史でもあったのですが、このほど珍しい開け方の缶を見つけましたのでご紹介します。

プルタブ缶がバドワイザーに採用されたのは1964年でしたが、この缶はそれよりずっと後の1977年にテスト製造されたものです。
写真の缶は、飲み口の部分のカバーがプラスチックで作られ、レバーのような突起を押し込み、スライドさせて飲み口を開けるというと画期的(?)な開缶方法でした。

缶の造りなどは同年代に発売されたものと変わりがなく、こうして現物が残っていることから、東海岸の地域で極限られた期間に販売されたものと思われます。
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